平塚市の幼稚園「つくし幼稚園」

先月精米したつくし米！食育活動の最後はお釜で炊いて試食するお米パーティーです。当日は曇りのち雨の予報、雨が降りませんようにと願いながらの釜焚き開始でした。（年長さんの見学までギリギリセーフでした。）お釜で炊いたお米は、おこげも出来て香ばしいにおいがあって食欲をそそります。おにぎりにして食べた子どもたちのつくし米の感想は、「もちもちしている」「やわらかい」など、品種である「はるみ」の特徴をよく当てていました。
つくし米の食育活動は1年間かけて行う活動です。土を自分で取ってくる所から始まり、食すまでが一つの活動です。ただ、田植えを行ったり、稲刈りをするだけではなく、土づくりから食す所まで、地味な活動もありますが、最初から最後まで行うことが大切だと思います。食物を作る大変さや大切さ。成長する様子を観察し気付きが芽生えるようになることや地元の特産を知るきっかけにもなります。来年からは食育棟が完成し、自園給食が始まります。園で作っているお米・じゃがいもやさつまいもなどを使用した献立も増えます。自分たちで栽培したものを使用することによって、幼児期に必要なことがこの食育活動を通して少しでも育まればと思います。